道庁に当事者の状況改善の要望を

2010年8月25日(水)
北海道庁に当事者の状況改善の要望を提出
要望内容は、医療・就業・教育に関することで、
北海道庁は担当者(10名近く)が応対をしてくれた。

○医療・就業に関して
 道庁は、医療での支障・就業差別は
「あってはいけないこと」という姿勢だが、
どのような事例があるかの把握が充分ではないので、
「当事者の生の声を聞き、研修を実施してほしい。」
と口頭で伝えた。

○ 教育(児童・生徒について)
 担当の方は「文科省に対しガイドライン作成を申し入れ、
必要とあれば医医療機関と連携する。」 と担当者は述べてたが、
ガイドライン文科省が作ると思えない。
仮にガイドライン作られても、男女二元論の視点から
ガイドラインが作成されたら、
当事者児童・生徒は男女どちらかに固定化を強要されるし、
多様な性・同性愛などのセクシャルマイノリティ
児童・生徒がはじき出されてしまう。等の問題があるので、
「性の多様性が保障されるガイドライン」を
自分たちで作成していく必要性を感じた。
 実践と要望は車輪のように同時に進行させてきたい。