養護教諭研修会

2010年09月01日(水)
西胆振地区養護教諭研修会

室蘭の高校で開かれた研修会の講師を、
池田官司先生としてきた。

文科省都道府県教育委員会に、
GID児童・生徒は病院と連携し適切な対応を」
という内容の通知を出してるが、「病院との連携」は
医療機関が少なすぎるため難しい。
 
ホルモン投与は18才以後、性別再適号手術は20才以後に、
本人が決断するもので、周囲が無理強いするものではない。
診断が出たからと学校が、MTF児童・生徒を女子と、
FTM児童・生徒を男子と扱えばOKでもないと思う。 
(思春期の性自認が変わるケースは少なくない。)

○揺れ動く思春期の性自認を固定化するより、
  教職員が「性の多様性」という視野で
子供に接するのがベターである。
○制服はジャージ着用を認める。身体検査は時間をずらす、
 泊をともなう行事の寝床、風呂等は
ケースバイケースで配慮してほしい。
○ネット通販でホルモン服用してる者が増えている。
 等を話してきた。